仮面高血圧

仮面高血圧

 

仮面高血圧とは、病院で診察する際の血圧が正常値であるのに、家庭や職場など自分で測ると高血圧を示すことを呼びます。

 

つまり、診察の段階でマスクを被った状態の血圧しか見せることが出来ないため、普段から血圧に不安を抱いていても、それを明確に伝えることが困難となります。

 

これは大きく分けて二つの原因が考えられ、職場などのストレス性のもの、または降圧剤の持続が短い人に多く見受けられます。

 

前者は健康診断などで血圧を測る際には、職場などのストレスから開放されるため正常値を示してしまいます。

 

一方で後者は高血圧の診断を受けた人がほとんどですので、薬の量などを調整することで改善されることもあります。

 

また睡眠時に血圧が下降しない早朝高血圧もこれに当てはまり、睡眠時無呼吸症候群の人に多いとされています。

 

職場でのストレスが原因で仮面高血圧となっている人は、想像以上の負担がかかっているため、正常血圧に比べて脳卒中や心筋梗塞の発症率は約3倍以上といいます。

 

健康診断などで問題が表れなかったとしても、可能性はありますので、常日頃から家庭用の血圧測定器で測ることを習慣付けましょう。

 

このように現在高血圧ではないと思い込んでいる人も、もしかしたら健康診断の際にマスクを被って隠れていただけかもしれません。

 

知らないうちに進行していると恐ろしいですので、定期的に測定することは忘れないようにして下さい。