白衣高血圧

白衣高血圧

 

白衣高血圧とは、自分で自宅などで血圧を測ると正常ですが、医療機関で医師や看護士などの白衣を着た人が測ると、高血圧になってしまうことです。

 

緊張してストレスを感じると血圧が上がるのは知られていますが、病院に行くと余計にこの状態が増し、それが条件付けされて、血圧が高くなってしまうという訳です。

 

病院で血圧を測るときには、緊張をほぐすために深呼吸をしてから測定しますが、それでも血圧が下がらず、高血圧と診断されてしまうのです。

 

このような患者さんにむやみに降圧剤を投与すると、普段の血圧は正常値なので、かえって血圧が下がりすぎてしまい、色々な症状が出てしまうのです。

 

例えば急な立ちくらみやめまい、だるさなどが出てきてしまいます。

 

ですので、普段の日常生活の中で血圧変動を把握してから判断する必要があります。

 

一般的な治療としては、自分で測定した血圧が正常値であれば、高血圧の治療は必要ありません。

 

ただ、白衣高血圧の患者さんが何年か経過すると、本当に高血圧になってしまう場合があります。

 

なので、定期的に血圧を測定して注意しておくことが必要です。

 

自覚症状があるときや、血圧の上昇が激しいときは、軽い抗不安薬などを予防として服用すると効果的です。

 

また、自律訓練法など、リラックスできる方法を身につけることも大切です。

 

白衣を見て血圧が上昇するのは一種の条件付けですので、ケースによりますが状況に慣れていくことも大切です。