腎実質性高血圧

腎実質性高血圧

 

腎実質性高血圧とは、純粋に血圧が高い状態ではなく、他の病気が引き金となって高血圧になることのひとつで、腎臓の病気が原因となる高血圧症のことです。

 

この場合の腎臓の病気とは、糸球体腎炎・慢性腎盂炎・水腎症・腎硬化症などが、挙げられます。

 

病気のメカニズムは、これらの病気で尿を濾過する腎臓の機能が低下した結果、血圧が高くなってしまうのです。

 

腎実質性は二次性に分類されるので、元となる病気を治療すれば、高血圧を治療することが可能です。

 

具体的な治療方法は、原因となる病気によって異なります。

 

糸球体腎炎が原因の場合は、疲労が蓄積しないように睡眠時間を充分にとる、生活習慣へと改善し、減塩や低蛋白質の食事療法を行います。

 

慢性腎盂炎が原因の場合は、水分を大量の摂取と抗生物質の投与を行うことで、治療を行います。

 

水腎症が原因の場合は少々面倒で、病気が先天的か後天的か2種類ある以上、病巣部を手術で除去する方法がとられます。

 

腎硬化症は症状が急激な上に重症化しやすいので、早期発見と早期治療が必要です。

 

薬物療法や食事療法で血圧をできるだけ下げた上で、酷い場合は透析が必要になります。

 

腎実質性高血圧はこうした原因となる病気の治療と平行して、血圧を下げる薬を投与する治療も行うことで、効率的な治療が可能となります。

 

腎臓も悪くなってしまうと血圧の状態も一緒に悪くなるので、普段から水分をよく摂って定期的に健康診断を受けるべきです。