高血圧症候群の食事

高血圧症候群の食事

 

妊娠高血圧症候群とは、妊娠によって引き起こされる病気です。

 

以前は、妊娠中毒症といわれていた病気ですが、2005年に病名が変更されました。

 

妊娠で母体の腎臓に負担がかかりすぎると発症すると考えられており、妊娠が終わると急激に回復するのが妊娠高血圧症候群の特徴です。

 

症状には高血圧の他、タンパク尿、浮腫などがあります。

 

妊娠高血圧症候群と診断された場合の治療では、食事療法と安静が重要です。

 

一般の高血圧症と同じように、塩分を控えた食事を心がけましょう。

 

減塩した食事を続けるためには、お酢やレモン汁など酸味のある調味料を代用するといいようです。

 

香辛料など香りや風味の強いものも有効です。

 

かつお節と昆布でおいしい出汁を取り、それを使うのもいいでしょう。

 

多少手間がかかりますが、出汁の旨味が少ない塩分をカバーしてくれます。

 

ただし、市販のだしの素にはそれ自体に塩分が多く含まれているので注意が必要です。

 

出汁は自分で取ったものを使うのが無難といえるでしょう。

 

カリウムは、余分な塩分や水分を体外に排出する働きを持っています。

 

食物繊維にも同じ効果がありますので、野菜や海藻類、きのこ類を意識して摂るようにすると有効です。

 

ただし、腎機能が低下している人がカリウムを摂り過ぎると、めまいや不整脈などの症状が出る場合があります。

 

いずれにしても、担当医とよく相談してから食事療法を始めましょう。