アルドステロン症高血圧

アルドステロン症高血圧

 

アルドステロン症高血圧とは、アルドステロンという副腎皮質ホルモンの過剰分泌が原因の高血圧のことです。

 

アルドステロン症は、高血圧の他にも筋力低下と同時に、全身の脱力感といった症状を引き起こします。

 

アルドステロンというのは本来、血液中のナトリウムとカリウムの量をコントロールし、塩分や血圧の調整を行う役目を持っています。

 

それがどのようにして異常を起こしたかによって主に3種類に分類され、それぞれ原発性アルドステロン症、続発性アルドステロン症、偽性アルドステロン症と言います。

 

まず原発性アルドステロン症は、アルドステロンを体内に分泌している、副腎皮質そのものの異常が原因です。

 

この原発性アルドステロン症によって高血圧を発症した患者は、全体の5から10%にのぼるという報告があります。

 

次に続発性アルドステロン症は、ピルの服用や心不全などが、原因となってしまうものです。

 

これは腎血管性高血圧症が原因の場合があります。

 

偽性アルドステロン症は、アルドステロンが全身から出ていたような症状が見られていても、実際はこのホルモンが分泌されていない状態のことをいうのです。

 

その原因は、グリチルリチンという甘草の根に含まれる成分の副作用である場合があります。

 

上記の3つに関連する高血圧は、投薬治療によって改善されていきますが、原発性アルドステロン症に関しては、手術でも治療が可能です。

 

アルドステロン症が治っていけば、血圧も徐々に正常になっていきます。

 

しかし、血圧が正常になっても、心筋梗塞や不整脈を起こしやすいので注意が必要です。